いい「山」ってなんだ。

森づくり

ここでいう山とは森林、多くは人工林のことだ。山づくりの答えは一つじゃない。けど不正解もある。
「山のことをもっと知りたい」に答えたいけど分からないことが多すぎる…。
「いいってなんだ?」の答えをいまだ見つけられずにいる。


いや、答えはきっといくつかあった。これまでしてきた山仕事のひとつひとつがその答えのはずだ。正解もあったし、不正解もあった。見方によっては正解だけど一方では不正解だったかもしれない。人が山に関わってする「山仕事」は、何らかの人の思いや目的がある。その目的が達成されたのであれば「いい山になった。」と言いていいのだろうが、なかにはその目的があいまいだったり、目的が達成されるのにり長い時間が立ってみないと分からない場合もあるからやっかいだ。いい山造りの答えはだから難しい。


「木材生産」「土砂流出防止」「水源涵養」「CO2吸収」「保健休養」「森林風致」「生物多様性」「SDG’s」「持続可能性」…その山に何を求めるかで答えは変わる。だから、何をやりたいのかが分からない山仕事が一番戸惑う。


でも、ひとつだけ確かなことがある。いい森林づくりの現場に出会うと気持ちがよくなる。ウキウキする。この感覚が一番あいまいだが、そんな山造りの現場に沢山出会いたいと思う。

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